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サ道~入門編(薄~い膜)~

ブログを放置するのが当たり前になって

突然前置きも無しに、こんなことをダラダラ書き留めるのもアレなんですけれども

やっぱり前置きっていうのは大切だと思いなおしましたので前置きを考えますけども

そうですね

家でのネット環境は、ずっとWi-MAXってのを使っていて

契約した直後からめっちゃ遅くて使い物にならないくらいだったんだけど

毎日ご飯食べたりお風呂入ったり着替えたりしてたら4年くらい経ってしまって

ようやく最近光の契約をして工事も無事に終わったんだけど

光めっちゃ早い

今までアプリの更新に10~30分くらいかかってたのが10秒

で、ネット環境が悪いことで使っていなかったパソコンを立ち上げてみて

特にすることもないのでブログを開いてみたわけです

で、かの有名なロシアの劇作家であるチューホフだったかカチューシャだったかポニーテールだったか

が言っているように

物語に拳銃が出てきたら、それは発射されなければならない

つまり、ストーリーに無用なものは持ち込んではいけないということで

ブログを開いたからには更新しなければならないと

そういうわけで本題に入ります。


事の始まりは僕の祖父母が結婚した昭和15年ごろの話になります。

我が国は第1次世界大戦を周囲の予想に反して列強の植民地支配から・・・

やめましょうか、

まあそこは大人なので読む人のために端折るとして、

ここ10年くらい肉体的にも精神的にも調子が悪いのを

本格的に直したいと思ってこの冬からサウナに通い始めた話なんですが

まあサウナに通うと言っても銭湯の中にあるサウナなんだけど

サウナってずっと苦手で3分もったらいい方ぐらいで

熱いし呼吸も苦しいし先に入った人よりは後に出ないと、みたいな変な戦いあるしで

しまいには水風呂とか意味が分からんって思いながら

自分の人生には必要のないものとして生きてきたんだけど

これがどうも自分の病気というか障害というかを緩和させるには

自律神経を鍛えることが重要だそうで、それにはサウナと水風呂で

高温と低温を繰り返すことが鍛えることになるとかならないとか小耳にはさんだので

この冬、9年くらいだまされて飲んでた依存性の強い薬をやめようとしていたところで

藁にもすがる気持ちでサウナと水風呂に挑戦してみたのでした


ここでサウナと水風呂について予備知識がない人向けに・・

サウナ道、略してサ道というものがありまして

別に健康のためとかだけでなく、サウナに入っては水風呂に入るを数回繰り返して

から休憩を取ると、心身ともに快適な感じになる不思議な感覚に到達する、というもので

それをまあサ道では「整った」というらしいのですが

まあそういうことです。


とはいえサウナ初心者にはサウナを耐えるのはきつく

とりあえず12分で一周する精神と時の部屋みたいな時計があるので

12分我慢して(サ道では時間は決めないで自分が汗かいたって思う時で良いらしい)

修業以外の何でもない真冬の水風呂に震えながら入りました

ただ、こっちも自律神経を鍛えるというよくわからない大義名分のために

戦っているのであり、そこは我慢して、もう一度サウナに逃げ戻ったわけです

すると2回目のサウナは昔は耐えられなかった初めの3分があっという間なんですね

なぜなら水風呂で凍えてるから

で、また12分経って水風呂にアーッてなりながら入ると

あることに気づいたんですね

水風呂は冷たいけど、じっとしてたら不思議と冷たさを感じない

これは後からサ道について調べたらわかったことですが

サウナで熱くなった体と冷たい水の間に薄~い膜ができてるらしいです(膜ってだいたい薄いだろ)

つまり、念を覚えたてのゴンとキルアがウイング師匠に見せたあれみたいになっとるわけです

で、水風呂・・・わかったかも!とか思いながら

サウナ、水風呂をもう一回繰り返して

それから露天風呂にサッとつかって

バブル時代のレジャーホテルの遺産みたいな白いプラスチックの肘掛け椅子に座って

ああーーーーってなっていると

数分後、得も言われぬ快感が来たわけです。

自律神経うんぬんはわからないけど

一言でいうと暑くも寒くもない感じ

真冬の寒空の下に全裸でいるのに

考えてみたら、生きるのに必要な「衣・食・住」のうち2つは暑さや寒さに関係しているし

これはすごいことだと!

要はサウナと水風呂を繰り返すという体に負荷のかかる厳しい修業をしてきたけど

やっぱりあそこは何もしなくてもキツすぎる

オラたちはこっちの世界でのんびりピクニックとかしながら過ごすみたいなことを

言ってのけたセルゲームの前の悟空のような・・・

そう、それは普段から自然にスーパーサイヤ人の状態でいるということ・・・

そういうわけでサウナと水風呂への挑戦1回目にして

サ道において渋川剛気くらいに達してしまいました。


なのでサ道初心者へアドバイスをしようと思います。

①サウナのテレビ見るやつは素人

 これはですね、遠回しにいうとこういう横暴な言い方になるのですが
 サウナ室っていうのは大体窓ガラスがついていて
 大体隣接してある水風呂が見えるようになっています。
 要は、窓から水風呂が見える位置に座って、水風呂の混雑状況をチェックすること。
 これはですね、水風呂っていうのは「薄~い膜(膜はだいたい薄いだろ!)」を感じる神聖な場所です。
 ほかの人の侵入により、水風呂が乱れてせっかくの膜が壊れてしまうのを防ぐため。
 あと、大人が水風呂に2、3人でつかるってアホみたいじゃないですか。だから。

②水風呂につかるのは胸のあたりまで。そして空気椅子。
 
 首までつかると風邪ひく。
 水風呂内の壁に背中をつけて空気椅子の姿勢。
 腕はだらりと体の前に。
 腹式呼吸をするとお腹の動きにより膜が乱れるので呼吸は浅く。
 ほてりがおさまったかな?っていうくらい。1分くらい。 

③サウナ水風呂往復回数は人それぞれだが、最後にサウナから出るときは
 水風呂と露天風呂のバブル時代のリゾートホテルの遺産の白いプラスチックの椅子が空いてるタイミングで出ること。
 
 これはサウナ室の窓から水風呂とその向こうに露天風呂まで見渡せる銭湯を見つけること。
 っていうハードルがありますが。
 結局最後に水風呂に一人で入って露天風呂につかった後、リラックスできる場所がないと整うもんも整わないんですね。

あと、数をこなしていくと、周りの人とのサウナ滞在時間競争なんかまったく頭になくなってきますね。
こっちは遊びじゃねえんだぞ、
おまえらテレビなんか見て・・・水風呂の人の出入りチェックしろ!

え?せっかくサウナ入ったのに水風呂入らないんですか?ププーッ(失笑)
っていう感じです。

以上、個人的なアレですので真似して具合が悪くなっても一切責任はとれません。

あれ・・?アタシ、なに書いてたんだろ?
いっけなーい!もうこんな時間!遅刻!遅刻!
あたしゾイさん、どこにでもいるごく普通の40歳。
だけど心身ともに病んで早10年!
ひょんなことからサウナと水風呂に挑戦したらいきなり整っちゃった!
一体アタシどうなっちゃうの~~!?



by zooey0719 | 2018-06-02 22:51 | 雑記