無知の知

先日の池上彰さんの番組で


アルジェリアの人質事件についてやってまして


本来新聞なんかで勉強してるべきところを


あまり把握してなかったので勉強になった


イスラム武装勢力の目的は


彼等の祖国マリへのフランス軍事介入への抗議だとか


プラントにいる外国人から身代金をとることが目的らしい


くらいの知識だったから





で、勉強になりました


さあ日常に戻ってジーパンを洗うタイミングに頭を悩ませよう


じゃなくて


なんというか、曲がりなりにも国際社会の一員として


僕らを取り囲む世界情勢のことを


「知らない」報道しているのに「知ろうとしない」ってことは


無責任といいますか


その無関心が世界をダメにしてる?要因の1つだってことを考えさせられた



僕達はもう、テロリストの存在を無視できない段階に来ている


そのためには、事件の背景をできるかぎり知っておくべきだ


このアフリカ北西部の問題は根が深い。


アルジェリアやマリでは、若者の失業率が60〜80%とも言われ


アルカイダ(今では勝手に名乗る組織が乱立)に雇われるのが


彼等にとっては生活していく術だってこと


そのアルカイダにはアラブの富裕層から資金が流れていること


(彼等はアメリカが嫌いだから。この辺については、

イスラエルとパレスチナの千年以上の対立などが背景にある。)


アルジェリアは100年のフランスの植民地から独立して


言葉さえも失われたアラブ文化を取り戻すため


エジプトから招いたイスラム原理主義者の教えを請わねばならなかったこと

(イスラム原理主義者=悪ではない。武装勢力とは別もの)


1992年にイスラム原理主義が選挙で政権を勝ち取ったのに


旧政権と軍部が握りつぶしたこと


反イスラムの西側諸国が黙認したこと(世界に報道しなかった)

その後10年間内戦が続き、何十万、何百万もの人が亡くなったこと


その過程でただ人を殺すことに快楽を覚える無差別殺戮組織が産まれてしまったこと


今回の人質事件の首謀者はその残党だってこと



じゃあテロをなくすにはどうするか?


池上さんも言われていたように


その都度テロ組織に対抗するのは対処療法でしかない


9.11首謀者とされたビンラディンを暗殺(!)したところでさえ


何も変わらなかった


対策のひとつには現地の若者がテロ組織に入らないですむように


まっとうな仕事に就ける土壌をつくることがある


今回のプラントはもちろん企業活動だから利潤のためのものだけれど


同時に北西アフリカの若者のために雇用を創出して


テロリストの勢力を弱める効果もあるなど


きっとそういうことにも使命感も感じながら


過去にも日本人が殺されている怖い場所で日本人が働いてたわけです


そういうことを僕らは知らなければならない


毎日考えてないといけないわけじゃないけれど


想像しなければならない



もう対岸の火事じゃない


僕らと同じ国で育った、熱意と勇気ある人達が殺されてるのだから



今回の事件で亡くなられた方とご遺族の方には

心から哀悼の意を表すとともに、ご冥福をお祈りします。
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by zooey0719 | 2013-02-10 10:06 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
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