横尾忠則さん

糸井重里さんが薦めていた
日曜美術館「メダカの目 横尾忠則」の録画を観た
番組を観て作品よりも横尾忠則その人に惹かれた

横尾さんのスタンスに下記のものがある

主題をもたないこと

様式を持たないこと

芸術作品を創ることを止めること

絵を完成させないこと


こういう感じなので作品には
こだわりをとことん捨てる姿勢が表れている


特に気になったのが次のやりとり

進行役  「様式を持たないとか、主題をもたない、とことん拘りを捨てるということはどういうことでしょうか?
      あるスタイルを確立して、これはワタクシであるということを多くの人は絶叫したいと思うんですよね。
       何が自分らしいのかっていうのを常にみんな求めていると思うんですがそれを持たない?」

横尾さん 「自分があるからそうなっちゃうわけだからね、自分がなければそういう自分が自分がとういうこと
      はありえないですよね、そこがやっぱりネックなんですよね。」

進行役  「自我が溶け出していくことに多くの人は恐怖感を持ったり、自我が溶け出すと自分がどうなるか
      わからない、それにたいして横尾さんはむしろそれを受け入れていくという感じなのですか?」

横尾さん 「自我を吐き出しきれない段階ではそういう風になると思う。徹頭徹尾どこまで吐き出せるか。
      とにかく吐き出すことしか、、、だから創作というのは僕にとっては、なにも美を作り上げていくの
      ではなくただ単に自分の中の不透明な自我を吐き出していくということだけじゃないかなと思いま
      す。」


あと、自分が強く影響を受けている村上春樹、サリンジャー、河合隼雄に通ずると感じた言葉

      「絵は意識した部分と無意識した部分が手と手を取り合って
      やってるっていう意識と無意識のコラボレーションですよね。
      意識と無意識が昔は一線引かれてたのが、一線が外れて
      溶け合い始めたなっていう感じはするんですよね。」

      「二つのものでなくて一つのものではないかという感じがしてきた。
      僕は夢をよく見るが、夢が非常に日常的なものになってきた。
      夢といっていいのか日常といっていいのかということになってくる。
      三島由紀夫はかつて無意識はないといったが、もしかしたらそうでは
      ないかと思いだしている。」


このあたりについて自分が感じていることは
まだうまく言葉で表現できないのでメモ程度に




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by zooey0719 | 2009-10-24 00:27 | 雑記 | Trackback | Comments(2)
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Commented by kylyn09 at 2009-10-24 09:03
酒も煙草もしない。
仕事が全てって人が横尾忠則さん。

僕はドチラものむのが好きなんだけど
弱さを持つ事も人らしいかと
周りに対しても自分に対しても
思える生き方が最近少し出来始めたかな?
ま、いっかぁ!ってね。大切な気がする
love joumon.

煙草はヒゲ同様娘からのクレームで
今はやめてマス!お陰で少し好きなモノが
買えたりして(笑
Commented by zooey0719 at 2009-10-24 19:36
kylyn09さん

>仕事が全てって人が横尾忠則さん
その番組でもそんな感じでした!
それはもう仕事ですらないようで
「絵と戯れてる、遊んでるんだよね。」って言われてました。

僕もお酒も煙草も大好きでした。
煙草は2年間禁煙中。お酒は付き合いの時だけ。
パチンコ、麻雀、競馬、宝くじもやりません。
敬遠してるつもりはなくてやりたくなったらやります☆

娘さんのクレームでヒゲもですか!(笑)
そういうのってなんか憧れるなぁ・・・